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犯罪者にとってコップ(警官)ほど
やっかいなものはない。
こそ泥のケイタは、知りあいのマッドサイエンティストに
コップが近づいたら警報を鳴らしてくれる
AIを開発してもらった。
題して、「コップ注意報」。
「あー、今日も平和だなぁ」
とケイタが言った瞬間、ピーンポーン! ピーンポーン! ピーンポーン! ピーンポーン! ピーンポーン! ピーンポーン! ピーンポーン! ピーンポーン!
警報が鳴り渡った。
がちゃり。玄関がひらく。
その向こうに、めっちゃ可愛い女の子が立っていた。
「あなたをタイホしちゃうから☆」
彼女はそう言って、キスの雨を降らした。
彼女は警官だったが、ケイタに一目惚れしてしまったのである。
それ以来ケイタは、彼女の尻に敷かれ、
すっかり真人間になってしまった。
やっかいなものはない。
こそ泥のケイタは、知りあいのマッドサイエンティストに
コップが近づいたら警報を鳴らしてくれる
AIを開発してもらった。
題して、「コップ注意報」。
「あー、今日も平和だなぁ」
とケイタが言った瞬間、ピーンポーン! ピーンポーン! ピーンポーン! ピーンポーン! ピーンポーン! ピーンポーン! ピーンポーン! ピーンポーン!
警報が鳴り渡った。
がちゃり。玄関がひらく。
その向こうに、めっちゃ可愛い女の子が立っていた。
「あなたをタイホしちゃうから☆」
彼女はそう言って、キスの雨を降らした。
彼女は警官だったが、ケイタに一目惚れしてしまったのである。
それ以来ケイタは、彼女の尻に敷かれ、
すっかり真人間になってしまった。
その他
公開:23/02/20 05:00
SSnote
こそ泥
コップ
注意報
カクヨムで『日々の事柄』を連載中。
2022年からエッセイストになるため修行しているが、
広島のサンモールで一部のエッセイが掲示されたことがある。
Novel Days では『Ingress――日常を冒険しよう』のPVが
13,000を突破している。
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