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「私は泉の精です。あなたが落としたのはこの男性ですか?」
「いいえ、違います。私が落としたのは高学歴、高身長、高資産のイケメン男性です。周囲に気遣いが出来る優しい人。日曜日には私の買い物につきあってくれたり、私の好みを考慮してサプライズプレゼントを夜景の綺麗な高級レストランで渡してくれる頼れる人です」
「そんな男性が本当にいるならわらわが先にゲットしたいわ。毎回、毎回、恋愛に飽きた男性を落とすのは辞めて欲しいのじゃが。お前のせいで私の泉が神隠しの心霊スポットとして雑誌に取り上げられているのじゃぞ」
「有名になって良かったじゃない」
「わらわは静かに余生を過ごしたいのじゃ。そのために人里から離れた場所に暮らしておる。もう、人々のしがらみはこりごりじゃ」
「昔、何があったのよ。私が聞いてあげても良いわよ」
「お主に言っても仕方ない」
「言った方が楽になるわよ。あなたのコイバナ聞かせてよ」
公開:23/02/15 00:16

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