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[クリスマスは、イエスの誕生日に彼の厩をおとずれた
三人の賢者がプレゼントをしたことからはじまったが、
プレゼントをする、といって
爆弾を送りつけるテロリストもいるからな。
気をつけよう」
そういって、 ぼくたちは別れた。
その次の日の 夕方、 ぼくが、学校から帰ってくると、おねえさんが、 おおきな箱をもっている。
それは、 木でできた、大きな犬小屋だった。
テロという名の犬の、新しい家ができたのだ。
「メリークリスマス! じゃあ、さっそく引っ越しよっか?」
「うん」
ぼくとおねえさんは手をつないで、 まずは、庭へ出ようと、サッシをあけたときのことだった。
そこには、だれかがいた。
背の高いスーツ姿のサラリーマンのような人だった。
「あっ! あなたは!!」
おねえさんが叫んだ。
男は、パピヨンをだいていた。
そして、「テロ攻撃!」と言って、犬を投げつけてきた……
三人の賢者がプレゼントをしたことからはじまったが、
プレゼントをする、といって
爆弾を送りつけるテロリストもいるからな。
気をつけよう」
そういって、 ぼくたちは別れた。
その次の日の 夕方、 ぼくが、学校から帰ってくると、おねえさんが、 おおきな箱をもっている。
それは、 木でできた、大きな犬小屋だった。
テロという名の犬の、新しい家ができたのだ。
「メリークリスマス! じゃあ、さっそく引っ越しよっか?」
「うん」
ぼくとおねえさんは手をつないで、 まずは、庭へ出ようと、サッシをあけたときのことだった。
そこには、だれかがいた。
背の高いスーツ姿のサラリーマンのような人だった。
「あっ! あなたは!!」
おねえさんが叫んだ。
男は、パピヨンをだいていた。
そして、「テロ攻撃!」と言って、犬を投げつけてきた……
その他
公開:23/02/13 05:08
SSnote
曲がった
クリスマス
テロ
カクヨムで『日々の事柄』を連載中。
2022年からエッセイストになるため修行しているが、
広島のサンモールで一部のエッセイが掲示されたことがある。
Novel Days では『Ingress――日常を冒険しよう』のPVが
13,000を突破している。
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