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それは理科室にあるような丸い椅子。座る部分は土で、稲藁を編んだ「俵」で縁取られている。取り組みの前に力士の名を呼ぶ「呼出し」だった人が、引退後に趣味として作り始めたのが始まりだ。土俵は神さまの宿る場所とされているが、土俵椅子も神聖な椅子であるから、座る前は塩をまいて清める。また、土俵に尻もちをつくことになるので、むやみやたらと座ってはいけない。
ではどういう時に使うのか?いくら悩んでも答えが出なくて、もう自分ではどうしたらいいか分からないような時こそ土俵椅子を使うのである。と言っても、土俵に直接座るのではない。お尻を浮かせて空気椅子をしながら、見えない神様と対話し、答えが出たと思ったところで、最後に座って、土俵の神聖な砂を身体につけるのだ。
※初心者は、お尻や腿の筋肉痛にご注意ください。尻もちの位置がずれると、土俵から落っこちて大けがをすることもありますが一切の責任は負いません。
ではどういう時に使うのか?いくら悩んでも答えが出なくて、もう自分ではどうしたらいいか分からないような時こそ土俵椅子を使うのである。と言っても、土俵に直接座るのではない。お尻を浮かせて空気椅子をしながら、見えない神様と対話し、答えが出たと思ったところで、最後に座って、土俵の神聖な砂を身体につけるのだ。
※初心者は、お尻や腿の筋肉痛にご注意ください。尻もちの位置がずれると、土俵から落っこちて大けがをすることもありますが一切の責任は負いません。
公開:23/02/12 21:37
初投稿は2020/8/17。
SSGで作品を読んだり書いたり読んでもらえたりするのは幸せです。趣味はほっつき歩き&走り(ながらの妄想)。
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