左翼戦士プロレタリアートおじいちゃんの大計画

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「わしはのぅ、若い時に学生運動をして捕まったものじゃよ」

そんなじいさんの話を聞く、孫の健太は「また、この話か」と嫌そうな顔をして聞いていた。

学生運動をしていたじいさんは文句垂れ蔵で子供染みた文句、馬鹿の一つ覚えの知識でいつも世界中の政治家に文句を付けていた。そんなじじいを見て僕は決してこんな年寄りにはならないぞ、と誓った。


健太も大学生になった。そんな健太も左翼思想を身に付けていた。そう遺伝子には逆らえないのである。隔世遺伝だろう。

最近、流行りの思想であるカールマルクスの読み直しをしている健太は、立派なプロレタリアートになった。

そんな健太はじじいに洗脳を施されていた。

健太の文字をある特殊なアナグラムで解読すると、左翼戦士になる。

そう健太は生まれついた時点で洗脳を施される運命にあったのだ。

健太の父は洗脳教育として名高い某カルト団体の親玉であった。
ホラー
公開:23/02/06 19:33

海ちゃん

文章を書くのが好きです。ド素人ですが、よろしくお願いします。

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