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歩道橋下で地域ネコを見かけた。
ひとりの青年が、そのネコに
おやつをあげていた。
歩道橋の下には段ボール箱、
毛布とカリカリの入ったエサ皿が用意されている。
ネコがこちらを向いた。
わたしはゾッとした。
悪徳ブリーダーとして、
わたしは売り物のネコに
ムリヤリ発情させ、
1年に4回も出産させた上に
首の骨を折ってやったのだ。
ネコがキラリと目を光らせる。
「にゃーお」
不気味な声だった。
わたしは足早に去ろうとした。
その時、ネコが襲いかかってきた!
わたしの全身に、じんましんが走る。
わたしはネコを叩きつぶした。
ネコは大嫌いだったのだ。
「助けてくれ! 虐待したのは謝る!」
口走ったとたん、青年が顔を向けた。
「ぼくは警官だ。動物愛護法違反でキミを逮捕する」
ひとりの青年が、そのネコに
おやつをあげていた。
歩道橋の下には段ボール箱、
毛布とカリカリの入ったエサ皿が用意されている。
ネコがこちらを向いた。
わたしはゾッとした。
悪徳ブリーダーとして、
わたしは売り物のネコに
ムリヤリ発情させ、
1年に4回も出産させた上に
首の骨を折ってやったのだ。
ネコがキラリと目を光らせる。
「にゃーお」
不気味な声だった。
わたしは足早に去ろうとした。
その時、ネコが襲いかかってきた!
わたしの全身に、じんましんが走る。
わたしはネコを叩きつぶした。
ネコは大嫌いだったのだ。
「助けてくれ! 虐待したのは謝る!」
口走ったとたん、青年が顔を向けた。
「ぼくは警官だ。動物愛護法違反でキミを逮捕する」
その他
公開:23/02/01 05:10
SSnote
道ばたで見かけた
アレルギー
ネコ
ブリーダー
カクヨムで『日々の事柄』を連載中。
2022年からエッセイストになるため修行しているが、
広島のサンモールで一部のエッセイが掲示されたことがある。
Novel Days では『Ingress――日常を冒険しよう』のPVが
13,000を突破している。
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