光速バス

宇宙にある第3惑星には光速バスがある。このバスは文字通り光速で移動することで宇宙空間を行き来することができるバスだ。

ある日、光速バスで東京からアンドロメダ星雲の端っこまで行こうとした男がいた。

その男は初めて光速バスに乗ったのだが、無知すぎた。

西暦2XXX年には宇宙座標の知識は、必須科目であったが無知すぎる男はいつも0点であった。

大人になり旅したいお年頃、もう手遅れだった。


アンドロメダ星雲の端っこまで行く光速バスに乗った男は乗車すると気付いた。

終着点は地球です。とアナウンスが流れた。

僕の旅路は足元にあった。そう美しきガイアに。