炬燵にミカンと宇宙人

6
3

「もしもし」
「はい。宇宙局です。どうしました?」
「えっと。UFOが墜落してきたんですけど。庭に。」
「庭に?で、宇宙人は?」
「目がやたらと大きくて全身、銀色の奴が乗ってました。」
「とりあえず危ないので、宇宙人には近づかないように。」
「あー。もう家にあげちゃったよ。お茶を出して炬燵に入ってもらってます。」
「あら~。じゃあ至急、局員を派遣しますので、そのままでお待ち下さい。」

30分後。ピンポーン。
「すいませ~ん。宇宙局です。」
宇宙人は炬燵でミカンを食べていた。
「あー。やっぱり~。このタイプの宇宙人か~。困ったな。」
「困った?何でも良いから早く何とかしてよ。」
「このタイプの宇宙人は居心地が良いとテコでも絶対に動かないんです。で、強制的に動かそうとすると強力な光線銃を撃ってきます。なので手が出せないんです。」
「えー!!」
こうして宇宙人との不思議な同棲生活が、始まった。
SF
公開:23/01/27 14:23

ソフトサラダ( 埼玉 )

ログインできなくなったので新たなアカウントで再始動。

時折、頭をかすめる妄想のカケラを集めて、短いお話を書いています。コメントは励みになります。とりあえず過去作の改訂版を中心に新作も載せていきます。よろしくお願いします。 
 

 

コメント投稿フォーム

違反報告連絡フォーム


お名前

違反の内容