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ロボットに人権が認められてから数十年経った。
わたしはシャロキアン・ホルムズ。
ロボットの探偵である。
今日の依頼は、警察では解決出来ていない殺人事件の遺族からのものだった。
「わたしの父は、ロボット製作会社の社長でした」
遺族の佐知子さん(18歳)が、涙ながらに訴えた。
「ふだんから心臓が悪く、不整脈が出るの。
犯人は、それを知っていたのよ」
わたしは、調査を開始した。そして、犯人とみられる人物を特定した。
犯人は、ロボットに職を奪われた佐知子の兄大地だった。
問い詰めると、大地は自白して言った。
「オヤジは俺の大嫌いなロボットになっていた。
ペースメーカーというロボット部品をつけているのがその証拠だ!」
大地は、有罪判決を受けて無期懲役になった。
わたしはシャロキアン・ホルムズ。
ロボットの探偵である。
今日の依頼は、警察では解決出来ていない殺人事件の遺族からのものだった。
「わたしの父は、ロボット製作会社の社長でした」
遺族の佐知子さん(18歳)が、涙ながらに訴えた。
「ふだんから心臓が悪く、不整脈が出るの。
犯人は、それを知っていたのよ」
わたしは、調査を開始した。そして、犯人とみられる人物を特定した。
犯人は、ロボットに職を奪われた佐知子の兄大地だった。
問い詰めると、大地は自白して言った。
「オヤジは俺の大嫌いなロボットになっていた。
ペースメーカーというロボット部品をつけているのがその証拠だ!」
大地は、有罪判決を受けて無期懲役になった。
ミステリー・推理
公開:23/01/24 05:00
更新:23/01/23 15:14
更新:23/01/23 15:14
ロボット
殺人事件
SSnote
カクヨムで『日々の事柄』を連載中。
2022年からエッセイストになるため修行しているが、
広島のサンモールで一部のエッセイが掲示されたことがある。
Novel Days では『Ingress――日常を冒険しよう』のPVが
13,000を突破している。
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