大学入試改革法案

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中々これは完璧だと言う入試制度は無く何度か改正されているが,一長一短である。そこでペーパーテスト等は一切止めて本人次第だとの結論に達した。
ではどのようにして優劣を付けて合否を決めるかとなれば大学神の透視により判定される事になった。

項目は知識欲、学力、記憶力、向上心、統率力、指導力、親切心、想像力、勤勉さ、孝行心、信頼性、忍耐力等を透視で見抜き、満点を百点として総合判定するのである。
大学神が受験生の顔を見れば瞬時に点数がデジタル化され電光板に出る。

受験生の数は年々減っており2023年度は62.4万人に減ると言われるが、一人の神が判断するには数が多すぎ、大学神とその分身が現れ手分けして透視を行う。
これらの神が客観的にみて、正当な判断が出来るのかその根拠は如何にとの疑問視もあるが、兎に角2023年度からは実行しようと閣議決定された。

その成果は神のみが知る!知らんけど!
ファンタジー
公開:23/01/18 21:43

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