デイリーボーナス

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ある日を境に俺は、目が覚めるとデイリーボーナスを貰えるようになっていた。ピロンッ!!
「さて今日のデイリーボーナスは何かな?……缶ジュース一本か」
一体なぜこうなったのかは、わからない。今までで一番豪華だったのは、誕生日のデイリーボーナスだ。その日は高級寿司屋の無料券だった。本当に使えるのかと思い、半信半疑だったが、問題なく使うことができた。それから俺は、デイリーボーナスが毎日の楽しみになった。基本的にショボい割引クーポンなどだが、月に1度ほど良い物を貰える。家族にデイリーボーナスの事を話すと嘘をつくなと言われ、嘘つき呼ばわりされた。友達のゲームオタクの友達に話すと興奮気味に食いついてきた。
「ならば何らかのミッションをクリアすると、そのデイリーボーナスが豪華になる可能性があるぞ。徳だ。徳を積め」
そう言われ、徳を積むようになったらデイリーボーナスが豪華になっていった。
公開:23/01/12 09:18

富本アキユ( 日本 )

カクヨムにも小説を投稿してます。
Twitterは@book_Akiyu

・SSG投稿作品1500作品突破

・作詞を担当
https://youtu.be/OtczLkK6-8c

・葉月のりこ様YouTubeチャンネル『ショートショート朗読ボックス』~ショートショートガーデンより~の動画内で江頭楓様より『睡眠旅人』を朗読して頂きました。

https://youtu.be/frouU2nCPYI

・魔法のiらんど大賞2021小説大賞。大人恋愛部門「彼女の作り方」が予選通過

〇サウンドノベルゲーム版作品(無料プレイ可)

ブラウン・シュガー
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