アリクイ

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ピンポーン!!
私「はーい。今開けます。えーと、どなた?」
アリクイ「イェーイ!!こんにちは!!アリクイで~す。アリばっかり食べてる訳ではないのに、アリクイ。まあ、アリ食べてる姿のインパクト強烈だけどね~。」
私「え~と。アリクイさん。アリクイさんが何の用ですか?」
アリクイ「用?」
私「何か、用件があって来たんでしょ?」
アリクイ「アリクイはアリばっかり食べてる訳ではないよ!!」
私「はい。それは、さっきも聞きましたよ。で、用件は?」
アリクイ「・・・。えーと。アリクイはアリばっかり食べてる訳ではないにアリクイって呼ばれて」
私「ええ、それは、さっきも聞きましたよ。で、用件は?」
アリクイ「食べさせて。」
私「やっぱりだ。やっぱり食べるんだ。そりゃそうだよね。わざわざアリの家まで押しかけて来るんだから。帰って下さい。」
アリクイ「そこをなんとか。ねぇアリさん。少しだけ。ねっ、お願い。」
ファンタジー
公開:23/01/11 09:49

ソフトサラダ( 埼玉 )

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時折、頭をかすめる妄想のカケラを集めて、短いお話を書いています。コメントは励みになります。とりあえず過去作の改訂版を中心に新作も載せていきます。よろしくお願いします。 
 

 

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