宝くじ魔法学校
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【その魔法学校には選ばれた者しか入れない】
気がつくと、私は見知らぬ部屋の中にいた。
「宝くじ魔法学校へようこそ」
髭をはやした大男だ。
「俺の名はジャンボ。君の先生だ」
『なんで私が?』
「宝くじは数字の組み合わせと運がすべて。君の強運は素晴らしい」
確かうちの鳩時計が九時を告げたときに、私は鳩にくわえられて…。
「ここで、魔物と戦う魔法を学んでもらう」
『魔物?』
「宝くじというのは、人の夢であり欲そのもの。毎年、宝くじ抽選会後にその紙屑が魔物となって暴れだす。こいつみたいな」
大きな鏡に映しだされたのは、虫の姿だ。
よく見ると、宝くじの玉を転がしている。
「運コロガシだ。いつかはこいつも倒せるように、まずは基礎から」
そういわれて、私は十円玉を渡された。
「まずは、削りの反復練習からだ」
部屋の天井につくほどのスクラッチの山。
『これ、魔物に効くんですか?』
「ああ、コウカは抜群だ」
気がつくと、私は見知らぬ部屋の中にいた。
「宝くじ魔法学校へようこそ」
髭をはやした大男だ。
「俺の名はジャンボ。君の先生だ」
『なんで私が?』
「宝くじは数字の組み合わせと運がすべて。君の強運は素晴らしい」
確かうちの鳩時計が九時を告げたときに、私は鳩にくわえられて…。
「ここで、魔物と戦う魔法を学んでもらう」
『魔物?』
「宝くじというのは、人の夢であり欲そのもの。毎年、宝くじ抽選会後にその紙屑が魔物となって暴れだす。こいつみたいな」
大きな鏡に映しだされたのは、虫の姿だ。
よく見ると、宝くじの玉を転がしている。
「運コロガシだ。いつかはこいつも倒せるように、まずは基礎から」
そういわれて、私は十円玉を渡された。
「まずは、削りの反復練習からだ」
部屋の天井につくほどのスクラッチの山。
『これ、魔物に効くんですか?』
「ああ、コウカは抜群だ」
ファンタジー
公開:23/01/07 23:43
更新:23/01/08 11:41
更新:23/01/08 11:41
毎週ショートショートnote
宝くじ魔法学校
★そるとばたあの400字SSは、ことば遊びと文章のリズムにこだわり、音を体感できる物語がコンセプトです!
★第19回坊っちゃん文学賞大賞『ジャイアントキリン群』
★2025年12月、2冊同時刊行の電子書籍
『3分間のまどろみ カプセルストーリー』(Gakken)に『恐竜バーガー』寄稿。
・カプセルストーリー(恐竜バーガー、『菊池
の選択』、六文字の返信ほか)
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・カプセルストーリー(特殊外来種ハンター、カンガルー・ノート、露の楽譜ほか)
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ショートショートの可能性と豊かさが詰まったアンソロジーですのでぜひ!
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そるとばたあ