偏愛の檻【リベ・ファブリカ】

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 リベ・ファブリカは、西大陸国に生息する神獣の名だ。
 山の如く巨大な蟹であり、山岳地帯を闊歩していた頃は鮮やかな緋色の甲羅から、紅き山と呼ばれていた。
 しかし、ある時からその神獣は動きを止めた。そのため、体表は植物と苔に覆いつくされ、かつての通り名であった紅は完全に埋もれ、山岳地帯に居並ぶ山々のひとつに溶け込んでしまった。だが、見分ける術は簡単だった。
 それは、神獣がその下に囲い込んでいるもの。
 その場を離れなくなった要因そのものが目印になるからだ。
 ヴァイス:モンテ。
 最高上位鉱物の鉱脈が山肌に露出し、純白色の輝きを放つ山だ。その輝きに魅せられてか、山全体の形状がなだらかで、蟹の甲羅を彷彿とさせていたからかは不明だが、神獣はその山を覆うのようにその場に居座り、他の者全てを拒絶するかのように、体表を攻撃的な形状へと変化させた。神獣の中で、唯一ヒトに危害を加えた記録のある存在だ。
ファンタジー
公開:22/12/31 14:15
ファンタジー 世界 神獣

Arujino( 東京都練馬区 )

まずは、こんにちは。

練馬区で活動中の、趣味の絵描きです。

小説・脚本なども執筆してます。

【番号なし】 用語・設定解説

【Ⅰ】 連載作品『WonDer BroS』 探偵と怪盗の対決が娯楽化した世界での物語。

【Ⅱ】 短編連作『Story Of Dri(P)Party』

【Ⅲ】 連載作品『根源悪の牧場』 戦争による差別と弾圧に支配された世界での物語。

【Ⅳ】 連載作品『ドライワンダーに遣う』

【001~】 短篇集『short TaleS』
 

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