サポート社会

0
1

服や下着が、その人の成長に合わせてフィットして伸びるようになった。一着買えば、死ぬまで使うことができるようになった。特に低収入の人たちに喜ばれた。
参考書もその子の成長に応じて、内容が変わっていった。塾も無料で入れるようになった。その子が無事に目標の学校に入れたら、国が後で授業料を払ってくれるのである。講師も教えるのに一段と力が入るようになった。
皿や茶碗も家庭にいる家族分の数を無償で配布された。一食分の食事が自然に皿や茶碗に出てくるのである。これも低収入の人たちの助けになった。
学校の授業料も従来よりかなり安く設定されるようになった。これで家計が貧しくて高校や大学を諦めざるを得ないという人は、ほとんど無くなった。
ハングリー精神を発揮して、貧しい家庭の子が裕福な家庭の子を学業や仕事で追い越すということが頻繁に起きるようになった。
後は障害児への教育が高まると、更にいい社会になるだろう。
その他
公開:22/12/30 22:30

ぴろわんこ

少し変わった、ブラックな話が好きです。

コメントはありません

コメント投稿フォーム

違反報告連絡フォーム


お名前

違反の内容