食事とカロリーの管理

食後か食前に食べた食料のカロリーを消費することが義務づけられるようになった。食料のカロリーがスマホに表示されるから、これだけカロリーを消費しました、またはしますという行動を義務づけられたのだ。
しかし運動すればいいという風だと、知性に欠ける人間が多くなるかもしれない。運動でカロリー消費をした次回の食事は、知的行動でカロリー消費をすることとした。
例えばウォーキングなどでカロリー消費をした次の機会は、将棋や囲碁を指す、本を読む勉強をするといった具合である。
違反者は罰金か懲役刑になったため、基本的にみんな守るようになった。家族の誰かが代表して買い物に来た場合は、家族のみんなはこういう行動をしていて今からこういう料理を作り、こういう行動をすると報告しなければいけなかったから面倒ではあった。
知性と健康を兼ね備えた人は多くなった。食品ロスも減った。だが息苦しい社会で、ストレスを溜める人は増えた。