サゲ
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「よそう。夢になるといけねぇ。」
「芝浜?」
「えっ?」
「芝浜でしょ?」
「なに?」
「いや、だから。今、夢になるといけねぇ。って言ったじゃん。」
「言った。言ったけど。それが、芝なんとかって言うの?」
「芝浜だよ。えっ?知らないで言ってるの?」
「たまたま、口から出ただけだよ。」
「たまたま?」
「たまたま。っていうか芝浜?って何?」
「本気で言ってるの?有名な落語だよ?」
「知らないよ。と言うよりその、らくご?って何?」
「ウソつけって!!落語だよ、ら・く・ご!!」
「マクラとか、サゲとか、全然、知らないよ。」
「やっぱり知ってるだろ。」
「おあとがよろしいようで。」
「芝浜?」
「えっ?」
「芝浜でしょ?」
「なに?」
「いや、だから。今、夢になるといけねぇ。って言ったじゃん。」
「言った。言ったけど。それが、芝なんとかって言うの?」
「芝浜だよ。えっ?知らないで言ってるの?」
「たまたま、口から出ただけだよ。」
「たまたま?」
「たまたま。っていうか芝浜?って何?」
「本気で言ってるの?有名な落語だよ?」
「知らないよ。と言うよりその、らくご?って何?」
「ウソつけって!!落語だよ、ら・く・ご!!」
「マクラとか、サゲとか、全然、知らないよ。」
「やっぱり知ってるだろ。」
「おあとがよろしいようで。」
ファンタジー
公開:22/12/30 14:00
ログインできなくなったので新たなアカウントで再始動。
時折、頭をかすめる妄想のカケラを集めて、短いお話を書いています。コメントは励みになります。とりあえず過去作の改訂版を中心に新作も載せていきます。よろしくお願いします。
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