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実に久しぶりに会った友人(印象が変わっていたので、すぐに分からなかった)と、学食でお茶を飲むことにした。
しばらくしゃべっていると、突然、こう言い出した。
「人間て、カラダがあるじゃん」
「あぁ」
「だから、みんなバラバラ」
「うん。まぁ、そうかな」
「これがさぁ、今の3次元から5次元に次元上昇すると、各々のカラダがない、意識だけの存在になる訳」
「ほぉ」
「そうすると、誰か一人の思っていることが、瞬時に他の全員に伝わるようになんの」
「へぇ」
「すごいやろ。どうしたらそうなるか、知りたくない?」
この手の事を言うヤツだったっけ?
「自分の考えてる事が、世界のみんなに一瞬で伝わんの?」
「そう」
「そして、また逆に、他のヒトが考えている事が、一瞬で分かるようになる、と」
「そうっ!」
ボクはそこで一息つき、残っているコーヒーを飲み干して言った。
「それって、もう、実現してるじゃん」
しばらくしゃべっていると、突然、こう言い出した。
「人間て、カラダがあるじゃん」
「あぁ」
「だから、みんなバラバラ」
「うん。まぁ、そうかな」
「これがさぁ、今の3次元から5次元に次元上昇すると、各々のカラダがない、意識だけの存在になる訳」
「ほぉ」
「そうすると、誰か一人の思っていることが、瞬時に他の全員に伝わるようになんの」
「へぇ」
「すごいやろ。どうしたらそうなるか、知りたくない?」
この手の事を言うヤツだったっけ?
「自分の考えてる事が、世界のみんなに一瞬で伝わんの?」
「そう」
「そして、また逆に、他のヒトが考えている事が、一瞬で分かるようになる、と」
「そうっ!」
ボクはそこで一息つき、残っているコーヒーを飲み干して言った。
「それって、もう、実現してるじゃん」
SF
公開:23/07/05 06:00
ライブラリアン/アーティスト/クリエータ
わが子達に刺激されて始めます。
もう少し長いショートショートは、こちらです。
https://note.com/shimany/m/m5c907af8f7c5
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