0
2

シェハウスの窓を開ける。一面の銀世界に思わずテンションが上がる。
共有スペースまでやって来た私はリビングの大窓を開け、まだ誰も触れていない庭の雪へとダイブしようとして、その肩を楓に掴まれた。
「やめなさい。雪の下は何が埋まっているか分からないのよ。怪我したらどうするの?」
大丈夫…なんて言えない。凹凸のある庭の雪。その下にあるものを想像しては悪い予感に身を震わせる。
『雪積もってんじゃん!ひゃっほーぅ!』
茂が雪へと思いっきりダイブする。
頭から雪へと突っ込み…動かなくなった。
雪を見ると茂を中心に徐々に赤色に染まっている。
「ほらね」
冷静にそう答える楓は病院へと連絡する。
元彼の愚行を楓は冷ややかに見ていた。
…ねぇ楓。昨日の夜、庭に何か捨てていなかった?もしかして、こうなる事を予感していた?
なんて、怖くて聞けない…悪い予感を打ち消すように、これは事故だと私は自分に言い聞かせ続けた。
公開:23/06/09 20:59

幸運な野良猫

yahoo!サーバーに問題が発生したらしく2022年9月1日より2週間入れなかったので新規にアカウント取得。
半年以上毎日Yahoo!IDでログインを試みるも、現在進行形でログインできない状態です。#EY003って何だ?
運営に報告するも、ずっと無視されております。自動応答メールだけが返ってくる…1年経過で、もう諦めた…

コメントはありません

コメント投稿フォーム

違反報告連絡フォーム


お名前

違反の内容