歴史嫌いの総理大臣

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歴史嫌いの総理大臣がいた。
彼は政治は好きだったが、歴史は嫌いだった。彼はこの国の政治を変えたいとは思っていたが、大きな改革をしてしまえば、後世の歴史嫌いの子供たちに更なる負担を与えてしまうことを危惧していた。
そこで彼は、とあることを考えた。自分が総理大臣の期間中に下準備をし、実行は次の総理大臣に任せれば、覚える総理大臣の数は一人で済む。
彼は早速実行し、六年の年月をかけて下準備をし、国民に惜しまれつつも政治から身を引いた。
次の総理大臣は彼のやりたかったことを全て成し遂げてくれた。彼はとても満足だった。
数年後の教科書には「歴史的大改革の起草」を行った人物として、彼の名前は教科書に掲載された。
その他
公開:23/06/08 19:42

斑屋 飴

斑屋 飴(まだらや あめ)です
小説家を夢見る高校生です
勉強の合間にまったり書いてます

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