茶々姫
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むかーしむかし、ではなく、いーまいま。静岡のとある茶畑に、茶々姫という美しいお姫様が住んでいました。茶々姫は、まだ見ぬ相手に恋をしています。
遡ること1ヶ月前。木曜の昼過ぎ、気ままなお散歩がてら、茶畑から街へ降りてきた美しい茶々姫は、とあるアパートのビンカンペットボトルのゴミの山の中に、気になるものをを見つけました。エナジードリンクの缶だけでパンパンになった45Lの袋です。それもビッグサイズの缶ばかり。
美しい茶々姫の胸は高鳴りました。
「きっとこの方なら、私との生活で摂取することになるであろうカフェイン量にも耐えられるはず!」
2週間後の木曜、資源ゴミの日。朝6時に行くとすでにゴミが出されていました。
「深夜のうちに出すタイプかー」
そして、いーまいま。時刻は深夜2時をまわったところ。美しい茶々姫は電柱の影からゴミ置き場を見張っています。
美しい茶々姫は、まだ見ぬ相手に恋をしています。
遡ること1ヶ月前。木曜の昼過ぎ、気ままなお散歩がてら、茶畑から街へ降りてきた美しい茶々姫は、とあるアパートのビンカンペットボトルのゴミの山の中に、気になるものをを見つけました。エナジードリンクの缶だけでパンパンになった45Lの袋です。それもビッグサイズの缶ばかり。
美しい茶々姫の胸は高鳴りました。
「きっとこの方なら、私との生活で摂取することになるであろうカフェイン量にも耐えられるはず!」
2週間後の木曜、資源ゴミの日。朝6時に行くとすでにゴミが出されていました。
「深夜のうちに出すタイプかー」
そして、いーまいま。時刻は深夜2時をまわったところ。美しい茶々姫は電柱の影からゴミ置き場を見張っています。
美しい茶々姫は、まだ見ぬ相手に恋をしています。
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公開:23/05/29 23:00
お茶祭り
北海道出身です。
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