予言
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俺は世界でも有名な高校生占い師だ。
というのも、俺は小さい頃から夢の中で予言を授かることが出来たからだ。最初こそ周りの人間も偶然だと言っていたけど、小さなことから大きな事件まで予言してしまう俺は、政府に国お抱えの占い師として迎えられることになったのだ。
そんな俺は、また予言を受けた。
『今から20年後
生命は枯れ、大地は荒れ果てるであろう』
そんな予言を授かったものだから、国は大騒ぎだ。
今まで予言を変えられたことは無いけど、自分達の生命が掛かっているなら話は別。
国は国民と一つになり、その予言を変える為に動き回った。
そして予言を受けた日から20年後。
問題無く過ぎていく日々に、人々は歓喜し、泣いて喜んだ。
予言を回避したのだ!と。
そんな中俺は、鏡の中の自分の姿を見て、予言は変えられなかった…と、肩を落とした。
すっかり荒れ果て、何一つ残って無い頭が寒かった。
というのも、俺は小さい頃から夢の中で予言を授かることが出来たからだ。最初こそ周りの人間も偶然だと言っていたけど、小さなことから大きな事件まで予言してしまう俺は、政府に国お抱えの占い師として迎えられることになったのだ。
そんな俺は、また予言を受けた。
『今から20年後
生命は枯れ、大地は荒れ果てるであろう』
そんな予言を授かったものだから、国は大騒ぎだ。
今まで予言を変えられたことは無いけど、自分達の生命が掛かっているなら話は別。
国は国民と一つになり、その予言を変える為に動き回った。
そして予言を受けた日から20年後。
問題無く過ぎていく日々に、人々は歓喜し、泣いて喜んだ。
予言を回避したのだ!と。
そんな中俺は、鏡の中の自分の姿を見て、予言は変えられなかった…と、肩を落とした。
すっかり荒れ果て、何一つ残って無い頭が寒かった。
その他
公開:23/05/12 07:40
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