出ていけ!
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それは突然だった。私のi〈意識〉が叫んだ。
i「出ていけ!」
面食らった、私のm〈無意識〉。
m「なんだよ。急に。」
i「出ていけ!!」
m「はぁ?何?どういう冗談だよ。」
i「冗談じゃない。早く出ていけ!」
m「オレたち、ずっと一緒だろうが。急に何言い出すんだ。」
i「出て行け!」
m「出て行けって、オレ達は二つで一つ。オレはお前であり、お前はオレでもあるんだぞ。出ていかねーよ。」
i「あー、もう、わからないんだ。頭が割れそうに痛いよ。あー。」
m「なんだよ。急にどうした?今まで一緒にやって来たじゃんか。それにオレを排除したらどうなるかお前、わかってるのか?」
i「うっ、うあぁ~。」
こうして私のi〈意識〉は、私のm〈無意識〉を追放した。その後に何が起こったか?それは私にもわからない。というより〈私〉とは?
i「出ていけ!」
面食らった、私のm〈無意識〉。
m「なんだよ。急に。」
i「出ていけ!!」
m「はぁ?何?どういう冗談だよ。」
i「冗談じゃない。早く出ていけ!」
m「オレたち、ずっと一緒だろうが。急に何言い出すんだ。」
i「出て行け!」
m「出て行けって、オレ達は二つで一つ。オレはお前であり、お前はオレでもあるんだぞ。出ていかねーよ。」
i「あー、もう、わからないんだ。頭が割れそうに痛いよ。あー。」
m「なんだよ。急にどうした?今まで一緒にやって来たじゃんか。それにオレを排除したらどうなるかお前、わかってるのか?」
i「うっ、うあぁ~。」
こうして私のi〈意識〉は、私のm〈無意識〉を追放した。その後に何が起こったか?それは私にもわからない。というより〈私〉とは?
ミステリー・推理
公開:23/04/25 13:49
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時折、頭をかすめる妄想のカケラを集めて、短いお話を書いています。コメントは励みになります。とりあえず過去作の改訂版を中心に新作も載せていきます。よろしくお願いします。
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