お怪物をお買い物
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「まりちゃん。お父さんを驚かせたいから、お怪物してきてくれない?」
「うん、わかった」
小学生のまりちゃんは、お母さんにお使いを頼まれた。お買い物は、お怪物。近所の商店街に、当たり前にごく普通に売っている代物だ。まりちゃんが商店街に行くと、店主はニコニコしながら話しかけてくる。
「おや、まりちゃん。お使いかい?」
「うん。お怪物が欲しいの」
「ああ。良いの入ってるよ」
そう言ってまりちゃんは、お怪物を買った。家に持って帰り、お母さんに買ってきたお怪物を見せる。
「あら!これならお父さんも驚くわね」
そう言ってお母さんは、嬉しそうに夕飯の支度をする。
「ただいま」
お父さんが帰って来た。玄関の鍵を開けて入って来たお父さんは、部屋が薄暗い事に気付く。そこには、うめき声と髪の長い女の霊の姿があった。
「うわあああ!!」
「あはは。驚いた」
やっぱり家族団らんの秘訣は、お怪物に限るよね。
「うん、わかった」
小学生のまりちゃんは、お母さんにお使いを頼まれた。お買い物は、お怪物。近所の商店街に、当たり前にごく普通に売っている代物だ。まりちゃんが商店街に行くと、店主はニコニコしながら話しかけてくる。
「おや、まりちゃん。お使いかい?」
「うん。お怪物が欲しいの」
「ああ。良いの入ってるよ」
そう言ってまりちゃんは、お怪物を買った。家に持って帰り、お母さんに買ってきたお怪物を見せる。
「あら!これならお父さんも驚くわね」
そう言ってお母さんは、嬉しそうに夕飯の支度をする。
「ただいま」
お父さんが帰って来た。玄関の鍵を開けて入って来たお父さんは、部屋が薄暗い事に気付く。そこには、うめき声と髪の長い女の霊の姿があった。
「うわあああ!!」
「あはは。驚いた」
やっぱり家族団らんの秘訣は、お怪物に限るよね。
公開:23/04/11 09:17
更新:23/04/11 09:20
更新:23/04/11 09:20
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