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「おじさんな、AIなんだ」
「だと思った。無臭だもん」
「嫌いになったか?」
「ううん、私もそうだから」

手を繋いだ二人は路地を曲がると、姿を消した。
黒猫があくびをする。
虹色のノイズが、雑居ビルの壁を撫でた。
SF
公開:23/04/08 11:47
更新:23/04/08 11:56

ネオンウィッチ( 2077年の青森 )

X @Neon_W1tch
 

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