バールのようなもの
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「お願いだ、バールのようなものを貸してくれないか!!」
「バールのようなもの??って何に使うの?」
「言えない。でも必要なんだ。バールのようなものを貸してくれ。」
「っていうかバールのようなものって何よ?バールじゃダメなの?」
「うん、バールではなくてバールのようなものじゃなきゃダメなんだ!!」
「バールのようなものね~。ちょっと待ってて。探してみるから。」
数分後
「あったよ。バールのようなもの。」
「ありがとう。」
「で、何に使うか、教えてよ。教えてくれなきゃ貸さない。」
「え~。」
「ホラッ。言いなさいよ。何に使うの?」
「空き巣のようなものに。」
「やっぱり~。」
「バールのようなもの??って何に使うの?」
「言えない。でも必要なんだ。バールのようなものを貸してくれ。」
「っていうかバールのようなものって何よ?バールじゃダメなの?」
「うん、バールではなくてバールのようなものじゃなきゃダメなんだ!!」
「バールのようなものね~。ちょっと待ってて。探してみるから。」
数分後
「あったよ。バールのようなもの。」
「ありがとう。」
「で、何に使うか、教えてよ。教えてくれなきゃ貸さない。」
「え~。」
「ホラッ。言いなさいよ。何に使うの?」
「空き巣のようなものに。」
「やっぱり~。」
青春
公開:23/04/01 13:56
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時折、頭をかすめる妄想のカケラを集めて、短いお話を書いています。コメントは励みになります。とりあえず過去作の改訂版を中心に新作も載せていきます。よろしくお願いします。
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