知識のつくガムと飴

知識をあまり苦労せずに、頭に入れ込むことができるようになった。専用のガムを噛むか飴を舐めれば、相応の知識が身につけられるのである。
語学とか数式とか科学など、必要や興味に応じて選ぶことができた。幅広く学びたい人はいろいろなガムや飴を噛んだり舐めたりしなければいけないから、多少大変ではあるが一から覚えていくよりは遥かに楽である。
低カロリーなのもよかった。食べ物だったら太るがガムならば心配ない。歯の悪い人は飴を舐めるが、大したカロリーではない。
今まではネットやSNSなどから知識を得た人が多かった。それも悪くないがどうしても好きな情報だけを集めて偏ってしまう。まんべんなく知識を集めることが大事だと再認識した。
知識がある人が偉いのではなく、得た知識を適切に使う人が偉いのだと気づいた。知識は当然の前提としてみんな身につけるようになったから、みんなを思いやれる人格者が上の立場につくようになった。