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追い詰められた犯人が逆上し、私に向かって発砲する。
「危ない!」
先輩が身を呈し私を守ってくれた。銃弾がその腹部へと吸い込まれる。
膝をつく先輩。が、すぐに犯人に向かって走り出すと、油断する犯人を取り押さえた。
その騒ぎを聞きつけ、仲間の警察官が集まって来る。犯人は無事、御用となった。

腹部を押さえる先輩。やはり病院に行った方がいいのでは?
「安心なさい。大丈夫よ」
先輩はそう言うと服を捲り、腹部を私に見せてきた。銃弾が何かに食い止められている。防弾チョッキか?
「違うわ。肌バリアよ。肌バリアのおかげで私は一命を取り留めたの。銃弾は古い角質層が受け止めてくれたから大丈夫。この後、エステでマッサージしてもらえば元通りよ」
肌バリア、パネェ…
「あなたも女なら美容に気をつけなさい。美は武器にもなるし、いざという時、身を守る盾にもなるわ」
先輩から放たれるオーラの正体って肌バリアだったんだ…
公開:23/03/22 21:18

幸運な野良猫

yahoo!サーバーに問題が発生したらしく2022年9月1日より2週間入れなかったので新規にアカウント取得。
半年以上毎日Yahoo!IDでログインを試みるも、現在進行形でログインできない状態です。#EY003って何だ?
運営に報告するも、ずっと無視されております。自動応答メールだけが返ってくる…1年経過で、もう諦めた…

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