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私には小さい時から不思議な力があった。鏡の前に立ち意識を集中すると,鏡の世界に入る事が出来たのだった。鏡の中の世界は本当の世界とは全く違う世界があった。家族も世間も何もかもが違った世界だった。
私は何かあった時は,いつも鏡の世界に入った。本当の世界が辛い時は鏡の世界に逃げたのだった。違う世界は違う世界で楽しかった。
人生を二つ同時に味わえる気がして,私はこの不思議な力が好きだった。
また私は鏡の世界に逃げたくなった。人間関係と社会,仕事に疲れたからだった。鏡の世界は優雅な生活だった。家族はお金持ちで私は自由に生きる事が出来た。知らない世界で知らないものに触れる。私だけの世界旅行のような感じだった。
気分転換もできた事だし,いつもように鏡の前に立ち目を閉じ意識を集中する。しかし,元の世界に戻る事が出来なかった。目を開けて自分を見ると鏡の向こうにいる私が私に向かってニヤっと笑った。
私は何かあった時は,いつも鏡の世界に入った。本当の世界が辛い時は鏡の世界に逃げたのだった。違う世界は違う世界で楽しかった。
人生を二つ同時に味わえる気がして,私はこの不思議な力が好きだった。
また私は鏡の世界に逃げたくなった。人間関係と社会,仕事に疲れたからだった。鏡の世界は優雅な生活だった。家族はお金持ちで私は自由に生きる事が出来た。知らない世界で知らないものに触れる。私だけの世界旅行のような感じだった。
気分転換もできた事だし,いつもように鏡の前に立ち目を閉じ意識を集中する。しかし,元の世界に戻る事が出来なかった。目を開けて自分を見ると鏡の向こうにいる私が私に向かってニヤっと笑った。
その他
公開:23/03/21 15:08
急に文章やシナリオを書きたくなった,ユラーーと申します!
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