子の魂を救う

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アキトは天才少年で、タイムマシンを発明した。虐待に遭っている子供を救おうとした。
アキトの発明した特殊眼鏡を付けると、虐待に遭っている子供が分かった。
アキトの開発した特殊銃で撃つと、親が心臓麻痺となって亡くなるのだ。タイムマシンで虐待前の時に行き、子供を救おうというわけだ。
何回もそれで子の魂を救った。施設に入ることになった子は大変だが虐待する親に育てられるよりは、遥かにマシだし親も心臓麻痺で亡くなるわけだから自分が負い目を感じることもないだろう。

しかし政府がアキトの動きに感づいた。タイムマシンをアキトから奪おうとした。実際にタイムマシンを奪った。
これで日本は世界の覇者になれるぞと、政治家たちは喜色満面だった。しかし大人が触ると爆破する装置が仕掛けられていた。政治家たちは何人も巻き込まれて死んだ。
アキトはタイムマシンが壊れたのは残念だが、バカな政治家に渡らなくてよかったと思った。
SF
公開:22/09/13 23:52

ぴろわんこ

少し変わった、ブラックな話が好きです。

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