お月見
6
2
月を見ていると、なんだか心が満たされてくる。
「あぁ……癒される」
俺は満月を眺めながらそう呟く。
「…………」
「…………」
すると、俺の後ろから無言で見つめる視線を感じた。
俺はその方向を見ると、そこにはお風呂上がりのリンがいた。
しかも、タオル一枚巻いただけという姿で。
「り、リン!?な、なんでここにいるんだ!?」
俺は突然の出来事に驚きの声を上げる。
いや、まぁ、この家には俺たちしかいないし、別にいてもおかしくはないが。
それにしたって急すぎるだろ! そんな事を思いつつ、俺は顔を真っ赤にしてリンの顔を見る。しかしリンは恥ずかしがる素振りもせず、いつも通りの様子だった。
「ん?お兄ちゃんとお話しようと思って来たら、気持ちよさそうな声を出してたからついて来たの!」
どうやら、リンはただ俺と話しに来ただけだったようだ。
「お兄ちゃん。顔が真っ赤。赤い満月みたい」
そう言ってからかわれた。
「あぁ……癒される」
俺は満月を眺めながらそう呟く。
「…………」
「…………」
すると、俺の後ろから無言で見つめる視線を感じた。
俺はその方向を見ると、そこにはお風呂上がりのリンがいた。
しかも、タオル一枚巻いただけという姿で。
「り、リン!?な、なんでここにいるんだ!?」
俺は突然の出来事に驚きの声を上げる。
いや、まぁ、この家には俺たちしかいないし、別にいてもおかしくはないが。
それにしたって急すぎるだろ! そんな事を思いつつ、俺は顔を真っ赤にしてリンの顔を見る。しかしリンは恥ずかしがる素振りもせず、いつも通りの様子だった。
「ん?お兄ちゃんとお話しようと思って来たら、気持ちよさそうな声を出してたからついて来たの!」
どうやら、リンはただ俺と話しに来ただけだったようだ。
「お兄ちゃん。顔が真っ赤。赤い満月みたい」
そう言ってからかわれた。
公開:22/09/13 09:27
カクヨムにも小説を投稿してます。
Twitterは@book_Akiyu
・SSG投稿作品1500作品突破
・作詞を担当
https://youtu.be/OtczLkK6-8c
・葉月のりこ様YouTubeチャンネル『ショートショート朗読ボックス』~ショートショートガーデンより~の動画内で江頭楓様より『睡眠旅人』を朗読して頂きました。
https://youtu.be/frouU2nCPYI
・魔法のiらんど大賞2021小説大賞。大人恋愛部門「彼女の作り方」が予選通過
〇サウンドノベルゲーム版作品(無料プレイ可)
ブラウン・シュガー
https://novelchan.novelsphere.jp/38739/
ログインするとコメントを投稿できます
富本アキユ