伏線回収
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作家は唸っていた。
作家「大変だ。伏線が、回収されていない。なんでこんな事になったんだ。大風呂敷を広げすぎたか。どうすれば良いのだ。あ~、締め切りが。」
そんな時だった。目の前に悪魔が現れた。
悪魔「私と契約すれば、そんな事はすぐに解決するぞ。さあ、私と契約しろ!!」
作家「何を差し出せば良い。どうせ、タダでは無いのだろう?残りの寿命か?」
悪魔「ハハハ。そんなものは要らない。私が欲しいのは素晴らしい物語だけだ。」
作家「物語?」
悪魔「私の趣味は小説を読むこと。特に推理小説。お前のその小説の伏線がどう回収されるのか。それが気になって夜も眠れないのだよ。だからちゃんと完成して貰わないと困るのだ。」
作家「悪魔って小説、読むの?」
悪魔「当然だろうか。悪魔は大抵、推理小説好きさ。」
あくま(悪魔)でも個人の感想です。
作家「大変だ。伏線が、回収されていない。なんでこんな事になったんだ。大風呂敷を広げすぎたか。どうすれば良いのだ。あ~、締め切りが。」
そんな時だった。目の前に悪魔が現れた。
悪魔「私と契約すれば、そんな事はすぐに解決するぞ。さあ、私と契約しろ!!」
作家「何を差し出せば良い。どうせ、タダでは無いのだろう?残りの寿命か?」
悪魔「ハハハ。そんなものは要らない。私が欲しいのは素晴らしい物語だけだ。」
作家「物語?」
悪魔「私の趣味は小説を読むこと。特に推理小説。お前のその小説の伏線がどう回収されるのか。それが気になって夜も眠れないのだよ。だからちゃんと完成して貰わないと困るのだ。」
作家「悪魔って小説、読むの?」
悪魔「当然だろうか。悪魔は大抵、推理小説好きさ。」
あくま(悪魔)でも個人の感想です。
ミステリー・推理
公開:22/09/09 09:54
時折、頭をかすめる妄想のカケラを集めて、少しずつ短いお話を書いています。コメントは励みになります。
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