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パトロールをしていると遭難信号が。信号が出ている付近へ急ぐ。ボロボロの宇宙船らしき物体。中に乗っていたのは、見たことのないタイプの宇宙人だった。その星の言語だろうか。意味不明な言葉を喋っている。今時、全銀河共通の宇宙語スペースランゲージを喋れないとは。未だにそんな下等な星があったのか。とりあえず、最近めっきり使わなくなった自動翻訳機を使って、その宇宙人が何を言ってるのか翻訳してみることにした。
「私たちは、地球人です。助けて下さい。」
地球人?えっ?まだ、いたんだ。とっくに絶滅したんじゃなかったっけ。
SF
公開:22/09/11 09:23

ソフトサラダ( 埼玉 )

時折、頭をかすめる妄想のカケラを集めて、少しずつ短いお話を書いています。コメントは励みになります。

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