辞めます。
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「辞めないでくれ。」
「辞めます。もう決めたんです。」
「もう一度考え直してくれないか。」
「もう、続ける自信が無いんです。」
「今まで頑張ってきたじゃないか。それにお前がいないとチームが成り立たない。せめて夏の大会までは。どうにかならないか。」
「無理です。もう限界です。ボクはもう、ツッコミません。」
「そんな事言わないでくれ。オレはお前のツッコミは最高だと思っている。だから全力でボケれるんだ。他の部員達だってそうだ。お前のツッコミが好きなんだ。だから。だから。」
「やめてください部長。ボク辛いんです。負担が多すぎるんです。何でツッコミがボクだけなんです?何でボク以外の部員、全員がボケなんです?」
「しょうがないないだろう。みんなボケやりたいんだから。」
「毎日毎日、次から次にボケられて。それを、片っ端からツッコんで。もう、頭がおかしくなりそうですよ。辞めます。辞めますよ、絶対に!!」
「辞めます。もう決めたんです。」
「もう一度考え直してくれないか。」
「もう、続ける自信が無いんです。」
「今まで頑張ってきたじゃないか。それにお前がいないとチームが成り立たない。せめて夏の大会までは。どうにかならないか。」
「無理です。もう限界です。ボクはもう、ツッコミません。」
「そんな事言わないでくれ。オレはお前のツッコミは最高だと思っている。だから全力でボケれるんだ。他の部員達だってそうだ。お前のツッコミが好きなんだ。だから。だから。」
「やめてください部長。ボク辛いんです。負担が多すぎるんです。何でツッコミがボクだけなんです?何でボク以外の部員、全員がボケなんです?」
「しょうがないないだろう。みんなボケやりたいんだから。」
「毎日毎日、次から次にボケられて。それを、片っ端からツッコんで。もう、頭がおかしくなりそうですよ。辞めます。辞めますよ、絶対に!!」
青春
公開:22/09/06 14:18
時折、頭をかすめる妄想のカケラを集めて、少しずつ短いお話を書いています。コメントは励みになります。
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