さて、誰でしょう?
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目が覚めると見知らぬ男が枕元に立っていた。
「誰だ!!」
「さて、誰でしょう?」
「わからない。」
「じゃあ、しょうがない。」
男は引き金を引いた。
目が覚めると見知らぬ男が枕元に立っていた。
「誰だ!!」
「さて、誰でしょう?」
「えっ?え~と。」
「ハイ、ダメ。」
男は引き金を引いた。
目が覚めると見知らぬ男が枕元に立っていた。
「誰だ!!」
「さて、誰でしょう?」
「わからない。ちょっと待て。」
「待たない。」
男は引き金を引いた。
目が覚めると見知らぬ男が枕元に立っていた。
「誰だ!!」
「さて、誰でしょう?」
「待てよ。撃つなよ。え~と。」
「ハイ、遅い。」
男は引き金を引いた。
目が覚めると見知らぬ男が枕元に立っていた。
「誰だ!!」
「さて、誰でしょう?」
「よし、とりあえず撃つな。考えるから。え~と。え~と。」
「当てる気、ある?」
男は引き金を引いた。
「誰だ!!」
「さて、誰でしょう?」
「わからない。」
「じゃあ、しょうがない。」
男は引き金を引いた。
目が覚めると見知らぬ男が枕元に立っていた。
「誰だ!!」
「さて、誰でしょう?」
「えっ?え~と。」
「ハイ、ダメ。」
男は引き金を引いた。
目が覚めると見知らぬ男が枕元に立っていた。
「誰だ!!」
「さて、誰でしょう?」
「わからない。ちょっと待て。」
「待たない。」
男は引き金を引いた。
目が覚めると見知らぬ男が枕元に立っていた。
「誰だ!!」
「さて、誰でしょう?」
「待てよ。撃つなよ。え~と。」
「ハイ、遅い。」
男は引き金を引いた。
目が覚めると見知らぬ男が枕元に立っていた。
「誰だ!!」
「さて、誰でしょう?」
「よし、とりあえず撃つな。考えるから。え~と。え~と。」
「当てる気、ある?」
男は引き金を引いた。
ミステリー・推理
公開:22/09/05 14:09
時折、頭をかすめる妄想のカケラを集めて、少しずつ短いお話を書いています。コメントは励みになります。
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