失言の背景

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失言がやたらと取り上げられるご時世である。
しかし言った人にもそれなりの背景、事情があったはずなので、それをよく検証しようとなった。
また普段は政治の仕事なんて難しい、陰で悪いことをやっているのだろうと無関心でありながら批判的なのに、こういう失言だけに着目するのは片落ちではないかとの意見も出た。

報道は言葉の背景から説明するように切り替わった。見ている人たちも、そうかこういう真意があったのか、そうかこういう疲れている事情があったのなら仕方がないなと、好意的になった。

政治家がいかに多忙で、その人なりに国や国民のことを考えているかということを語られるようになった。
要は個人同士の交流ならよくても、組織や国といったことが絡むとややこしくなるといった話であった。
人の揚げ足を取るようなことは、なるべくやめようという風潮になった。
その他
公開:22/08/20 00:35

ぴろわんこ

少し変わった、ブラックな話が好きです。

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