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「トイレ休憩にしよう」
高速道路のサービスエリアに寄ることにした。トイレで用を済ませて手を洗おうとしたとき、洗面台の中に小さな蜘蛛がいた。必死に洗面台から出ようとしているが脚が滑って登れないようだった。
「このまま手を洗ったら一緒に流れちゃうな…」
そこでティッシュでこよりを作って蜘蛛の前に垂らしてみた。すると蜘蛛がティッシュに掴まって登ってきた。
「よし、いいぞ」
そのままティッシュを持って外に出て逃がしてやった。
「これで手が洗える」
手を洗い終え、自販機でコーヒーを買うことにした。小銭がなく千円札を入れようとしたがうまく入らない。その時、突風が吹き、千円札が飛んでしまった。
「待ってくれ!」
その願いが通じたのか千円札が空中でピタリと止まった。近づいて見ると蜘蛛の巣に引っかかっていた。
「助かった」
すると、蜘蛛の巣の脇にいた大きな蜘蛛と小さな蜘蛛に目が合った。ような気がした。
高速道路のサービスエリアに寄ることにした。トイレで用を済ませて手を洗おうとしたとき、洗面台の中に小さな蜘蛛がいた。必死に洗面台から出ようとしているが脚が滑って登れないようだった。
「このまま手を洗ったら一緒に流れちゃうな…」
そこでティッシュでこよりを作って蜘蛛の前に垂らしてみた。すると蜘蛛がティッシュに掴まって登ってきた。
「よし、いいぞ」
そのままティッシュを持って外に出て逃がしてやった。
「これで手が洗える」
手を洗い終え、自販機でコーヒーを買うことにした。小銭がなく千円札を入れようとしたがうまく入らない。その時、突風が吹き、千円札が飛んでしまった。
「待ってくれ!」
その願いが通じたのか千円札が空中でピタリと止まった。近づいて見ると蜘蛛の巣に引っかかっていた。
「助かった」
すると、蜘蛛の巣の脇にいた大きな蜘蛛と小さな蜘蛛に目が合った。ような気がした。
その他
公開:22/08/20 00:04
面白そうなので参加してみました。
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