ウソ・パチーノ教授の研究レポート

知る人ぞ知る天才、ウソ・パチーノ教授が地球温暖化についてある興味深いレポートを見せてきた。
彼が言うには地球温暖化の原因は戦争にあるらしい。
彼は以前より地球を一つの生命体と考えている。そして今現在、そんな地球を悩ませているのは戦争である。己が体を傷つけるその行為を止めさせるべく、地球は生物が風邪を引いた時、体温を上げるかの如く温暖化を始めるそうだ。
彼は地球温暖化が進むとどうなるか？という問題に対し、「その暑さに、人がやる気を失う」とシンプルに答えた。
成程…確かに暑いと外出したくなくなる。涼しい室内で冷たいものでも摂りながらゆっくりしたくなる。これは人に限らず、殆どの生物がそうである。
１９４５年８月１５日。この日は物凄く暑い日だったようだ。
人は戦争より先に暑さに負けたのではないかと彼は説明する。
今も世界各地で激化する戦争のニュースを目にしては案外馬鹿に出来ないレポートだと思った。