can't be true chapter 2 ~boy meets girl~

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「えっと……君も天宮スクエアに行くところなのかな? でもこっちの道だと遠回りになるよ?」
言って、少女が指さしてくる。確かにここからでは、駅とは逆方向になってしまうようだった。
だが、そんなことは関係ない。士道はブンブンと首を振ると、少女の手を握った。
「へっ!?」
少女が目を丸くする。けれどそれも一瞬のことだった。すぐにニッコリと微笑んでくる。
「……うん! 一緒に行こう!」
そう言うと、少女は士道を先導するように歩き始めた。
デート・ア・ライブ11 鳶一デビル。 デート・ア・ライブ11 鳶一デストロイヤー 精霊マンション最上階に位置するリビングルームには、重苦しい沈黙が立ち込めていた。
理由は単純。折紙が発した言葉の意味が理解できずにいたからである。
とはいえ、それは当然の反応と言えた。いきなり空から降ってきた人間が、「私は天使です」などと言い出したのだ。
公開:22/08/15 10:00

富本アキユ( 日本 )

カクヨムにも小説を投稿してます。
Twitterは@book_Akiyu

・SSG投稿作品1500作品突破

・作詞を担当
https://youtu.be/OtczLkK6-8c

・葉月のりこ様YouTubeチャンネル『ショートショート朗読ボックス』~ショートショートガーデンより~の動画内で江頭楓様より『睡眠旅人』を朗読して頂きました。

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・魔法のiらんど大賞2021小説大賞。大人恋愛部門「彼女の作り方」が予選通過

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ブラウン・シュガー
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