お久しブリーフ

今日は高校の同窓会。十数年ぶりに会う顔ぶれに皆、悲喜交々だ。
太っていたり、痩せていたり、キレイになっていたり、カッコよくなっていたり、ハゲていたり、キャラが変わっていたり…思うところは皆、沢山ある。
そんな中、当時委員長だった中山誠二君は凄くカッコよくなっていた。
聞けば今は会社の社長をやっているらしい。これは狙わない手はないでしょう…
奥さんがいる？だから何？私は愛人でも全然OK！
私は強引に誠二君にアタックを仕掛け、お酒をたらふく飲ませるとホテルに連れ込んだ。
これからは女だってこれぐらい強引な方が良いのよ！
私は誠二君の服を脱がす。おっ！いい腹筋！
続けてズボンにも手をかけ…そこで思わず止まってしまった。

『いちねんにくみ　なかやませいじ』

名前の書かれた白ブリーフが目に入った。
それに私は一気に萎えてしまった…
後にこれはお久しブリーフという、浮気防止アイテムだと聞かされた。