猫とゲーム

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私がベッドの上に座ってくつろいでいると、茶トラ柄の飼い猫のきなこが飛んで上がってきた。
かまって、と前足を私の腕に乗せてきた。
「かまってるよ」
私はスマホをいじりながら生返事をした。
きなこは前足を1度引っ込めて、再度私の腕に前足をのせてニャアと鳴いた。
「え? かまってるじゃない」
私は嘘ではないことを証明するめ、ほらとスマホをきなこに見せた。
スマホに映っているのは子猫から育成するゲーム。
そこにはきなこそっくりの猫キャラが猫じゃらしで遊んでいた。
「背中の柄があまりにもきなこにそっくりだから名前もきなこにたの」
私は笑ってきなこに説明した。
するときなこはしばし画面をいた後、肉球でペシとスマホに映っている猫じゃらしを叩いた。
その他
公開:22/08/09 10:54
更新:22/08/09 20:05

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