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コンビニのバイトに採用され研修を終えた彼は、レジを任される事になりました。
「えーと、レジの所にボタンが3つあります」
「ええ」
「これは、応援を呼ぶボタン。忙しくなったら押して下さい」
「はい」
「こっちは、身の危険を感じた時に押す非常警報!」
「分かりました」
「では、バックルームに居ますので、お願いします」
「あの、店長。3つ目は?」
「ああ、レジの真上。天井にあります」
「あんなところに」
「あれは、絶対に押さないで下さい」
「どうなるんですか?」
「消えて無くなるそうです」
「はあ?」
「オーナーが言うには、神様が悪戯で付けたとか?」
「……」
気になって仕方の無い彼は、天井ばかりを見てレジ業務をしていました。
しかし、とうとう我慢が出来なくなった彼は、カウンターに上がり、腕を伸ばしボタンを押してしまいました。
すると……
小さな地球と云う星が、スッと消えて無くなりました。
「えーと、レジの所にボタンが3つあります」
「ええ」
「これは、応援を呼ぶボタン。忙しくなったら押して下さい」
「はい」
「こっちは、身の危険を感じた時に押す非常警報!」
「分かりました」
「では、バックルームに居ますので、お願いします」
「あの、店長。3つ目は?」
「ああ、レジの真上。天井にあります」
「あんなところに」
「あれは、絶対に押さないで下さい」
「どうなるんですか?」
「消えて無くなるそうです」
「はあ?」
「オーナーが言うには、神様が悪戯で付けたとか?」
「……」
気になって仕方の無い彼は、天井ばかりを見てレジ業務をしていました。
しかし、とうとう我慢が出来なくなった彼は、カウンターに上がり、腕を伸ばしボタンを押してしまいました。
すると……
小さな地球と云う星が、スッと消えて無くなりました。
ファンタジー
公開:22/08/01 11:57
更新:22/08/01 14:14
更新:22/08/01 14:14
言葉遊びが好きで、褒めらると伸びるタイプです。
良かったら読んでやって下さい!
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