足跡
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鍵を開けて玄関を開けると、汚れた足跡があった。人型の足だ。誰かが私の家に入ったようだ。泥棒か!?そう思いながら、恐る恐る足跡の通り歩いていく。足跡は、まっすぐ寝室の中に入った。寝室には私の通帳などが置いてある。しかし足跡は通帳を置いてあるタンスの前を通り、そのままベランダへと向かった。そしてベランダに行くと、今度は猫の足跡に変化した。そして猫の足跡が続いていた。
「これは一体……!?」
私は気になって一旦外に出て猫の足跡を追跡した。どこまでも続く猫の足跡。ひたすら追いかけていくと、その先には足跡の主であろう猫がいた。
「こんにちは。追いかけてきたんですね」
「猫が喋った!?」
「はい。家の中に失礼しました。人間の姿になりますね」
そう言って猫は人間の姿になった。そして言った。
「実はあなたの家がショートカットするのに丁度良いので利用させてもらったんです」
猫はそう言って微笑んだ。
「これは一体……!?」
私は気になって一旦外に出て猫の足跡を追跡した。どこまでも続く猫の足跡。ひたすら追いかけていくと、その先には足跡の主であろう猫がいた。
「こんにちは。追いかけてきたんですね」
「猫が喋った!?」
「はい。家の中に失礼しました。人間の姿になりますね」
そう言って猫は人間の姿になった。そして言った。
「実はあなたの家がショートカットするのに丁度良いので利用させてもらったんです」
猫はそう言って微笑んだ。
公開:22/07/30 09:10
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