ピップポッパー

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「ピップポッペー♪」
背後から陽気な声が聞こえる。振り返ってみる。
「プポポー?」
開いた口が塞がらなかった。なんだこいつは。2m位はあるだろう。ピンクの毛むくじゃらで顔のパーツの全てが大きく、口はにやけていた。
なんかキャラクターの着ぐるみか?にしても大きい。私はなんだか不気味に感じていた。
「ピップポッパー!」
あいつは私に手を差し出してきた。握手か?断れない圧を感じて私はおそるおそる手を出した。
メキメキメキメキ
「ぐわああぁぁぁあ!!!」
あいつは私の手をつかみ、凄まじい力で握り潰した。
「ピピペッピ!」
あいつが嬉しそうにしてるのに対して私は苦痛で顔を歪めていた。
こいつはヤバい。逃げなくては。
私は必死で手を振り払い逃げ出した。
私は近くの交番に逃げ込んだ。
「すいません助けてください!」
私は奥にいるであろう警官に向かい必死に叫んだ。すると奥から
「ピップポッパー!」
と声が
ホラー
公開:22/07/30 07:44

リマウチ

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