ぎゅーっ

執筆を続けていると頭がぎゅーってなってくる。頭がきゅーっと悲鳴を上げる。
面白い話が書けず、何も思いつかず、追い込まれておかしくなりそうになる。
そんな辛い思いしてまで、何で毎日書き続けるのかって？
誰かに読んでもらえると嬉しいからだよ。
それで面白いと言ってもらえたら、心がぎゅーっとなってくる。もっと面白い話を書こうって思えてくる。
採用してもらったら、心がきゅーってなってくる。書いて良かったと安心するも、次のお題を見ては不安になる。
そしてまた、最初に戻る。
苦労と喜びを繰り返し、果てのない挑戦を続ける。
執筆に終わりはない。筆が折れても、心が折れても、ふとした時に頭で物語を構成してしまう。
そんな状態が続く内はまだまだ書く事をやめられそうにない。
あとは結局のところ、私は物語を書く事が好きなのだ。