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私は裏社会のスナイパー。今日も私達にとって邪魔な貴族の主人を撃つ。今日はとある家の主人を撃つ話だが、この家はもう大量のスナイパーが主人の頭を撃っているそうなのだ。だが、勢力は衰えず主人も別の似たような見た目の主人に変わっているというのだ。意味がわからないが、私にかかればこんな簡単な仕事、さっさと終わらせてしまおう。大きな屋敷から例の主人とメイドが出てきた。庭でも見に来たのだろう。私は主人の方の頭に照準を合わせ、撃つ。メイドの悲鳴が響く中、事前に用意していた逃げ道からアジトへ向かう。何だ普通に撃てたし、メイドも特に追いかけてこない。ただ違和感は大量のスナイパーが来ておいてかなり警戒心が乏しいが、まぁ気にすることでもないだろう。
「…スナイパーは行ったかしら」
主人を屋敷に向かって無造作に投げる。
「裏社会は馬鹿ばっかりね。この家の主人は私でメイド服もそれらしい仕草も全部趣味だっていうのに」
「…スナイパーは行ったかしら」
主人を屋敷に向かって無造作に投げる。
「裏社会は馬鹿ばっかりね。この家の主人は私でメイド服もそれらしい仕草も全部趣味だっていうのに」
その他
公開:22/12/23 07:44
更新:23/01/08 21:03
更新:23/01/08 21:03
将来の夢は小説家な一般中学生でございます。
ショートショートを書いてみようと始めました。
自分の作品がいいなと思って頂けたら嬉しいです。
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