藁人形遊び
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幼い娘は、お人形さん遊びが大好きだ。可愛らしい女の子のお人形を着せ替えして遊んだりしている。だが最近、娘の様子がおかしい。人形に見向きもしなくなり、藁人形が欲しいと言うのだ。そして泣き出して困り果てていた。なぜ藁人形が欲しいんだ。子供が欲しがるような魅力はないはずだ。しかしあまりにも泣くので、仕方なく藁人形を二体買ってあげることにした。それからは娘は大人しくなり、泣く事もなくなった。娘は藁人形で遊び始めた。それから間もなくして、妻が病気で亡くなってしまった。だが娘は一切泣く事はなかった。そして次は私の番。全身に痛みが走り、動けなくなった。這いまわりながらなんとか娘の方へ行くと、娘は五寸釘で藁人形を刺していた。
「死ね。死ね。死ね」
「えっ?」
「見られてしまったか。だがもういい。私はお前に殺された。怨みを受けろ」
私は医者だ。医療ミスで助けられなかった患者の魂が、娘に乗り移ったらしい。
「死ね。死ね。死ね」
「えっ?」
「見られてしまったか。だがもういい。私はお前に殺された。怨みを受けろ」
私は医者だ。医療ミスで助けられなかった患者の魂が、娘に乗り移ったらしい。
公開:22/12/19 08:55
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富本アキユ