恐竜の発見

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山の奥地で恐竜が発見された。何と何万年もの間、種を紡いで生き残っていたのである。
しかも知能もそれなりに高く、簡単な言葉も理解でき喋れるようである。
おれが先住民だ、おれの住まいを確保してくれと主張してきた。人間は困惑した。人が戦争などの手段で先住民の土地を奪ったというのならばともかく、とっくの昔に滅びたとされる恐竜の土地をいただいたところで後ろ指を指される言われはない。山奥で暮らし続ければいいだろうと言っても、人のような快適な暮らしをする権利があると主張してくる。
ではある村で試験的に人と暮らすかとなった。その結果で今後のことを考えようとなり、恐竜も納得してくれた。
だかやはり見た目も怖く力のある恐竜をみんな恐れたので、共生なんてできたものではなかった。
恐竜もやむを得ず近づいて行って宥めようとしたが、攻撃ととられたか軍隊に撃たれ死んだ。その後解剖され生物学の進歩に寄与することになった。
ファンタジー
公開:22/12/16 21:28

ぴろわんこ

少し変わった、ブラックな話が好きです。

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