オットセイ
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「オゥ!オゥ!オゥ!」
「どうしたの?」
「練習。」
「何の?」
「オットセイ。」
「なんで?」
「明日からオットセイになることになったんだ。だから、練習。」
「へぇ。」
「オゥ!オゥ!オゥ!」
「っていうか、オットセイになったら自然にオゥオゥ、言えるんじゃない?」
「えっ?そうなの?」
「たぶん。」
「お前、詳しいね。オットセイなった事あるの?」
「無いけど。」
「じゃあ、わからないじゃんか。」
「まあ、そうだけど。」
「オレ、ちゃんと最初からオゥ!オゥ!言いたいんだよ。ナメられたくないんだ。」
「っていうか何で、オットセイになるの?なんかの罰ゲーム?」
「えっ?違うよ。朝さ、ネット見てたら、君もオットセイにならないか?って広告が出てたんだ。で、応募した。そしたら、直ぐに返信があって。明日から来てって。」
「えっ?今日、応募したの?で、明日から?」
「変かな?」
「いや、尊敬するよ。」
「どうしたの?」
「練習。」
「何の?」
「オットセイ。」
「なんで?」
「明日からオットセイになることになったんだ。だから、練習。」
「へぇ。」
「オゥ!オゥ!オゥ!」
「っていうか、オットセイになったら自然にオゥオゥ、言えるんじゃない?」
「えっ?そうなの?」
「たぶん。」
「お前、詳しいね。オットセイなった事あるの?」
「無いけど。」
「じゃあ、わからないじゃんか。」
「まあ、そうだけど。」
「オレ、ちゃんと最初からオゥ!オゥ!言いたいんだよ。ナメられたくないんだ。」
「っていうか何で、オットセイになるの?なんかの罰ゲーム?」
「えっ?違うよ。朝さ、ネット見てたら、君もオットセイにならないか?って広告が出てたんだ。で、応募した。そしたら、直ぐに返信があって。明日から来てって。」
「えっ?今日、応募したの?で、明日から?」
「変かな?」
「いや、尊敬するよ。」
ファンタジー
公開:22/12/07 11:50
ログインできなくなったので新たなアカウントで再始動。
時折、頭をかすめる妄想のカケラを集めて、短いお話を書いています。コメントは励みになります。とりあえず過去作の改訂版を中心に新作も載せていきます。よろしくお願いします。
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