今、何時?
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「今、何時?」
「オヤジ」
「そういうの良いから、今、何時?」
「切れ痔」
「くだらない。で、何時?」
「え~、どうしようかな~。ホントに知りたい?」
「もういい。消えろ。」
そう言って私は彼を消した。この世から。
様子を見ていた友人が言う。
友人「また、すぐに消しちゃう。少しは付き合ってあげれば良いのに。」
オレ「はあ?勝手だろうが?あんなポンコツは要らね~よ。時間ぐらいすっと言えば良いものを。変な返しとか、要らないんだよ。」
友人「ユニークで良いじゃない。オレは、ああいうの、結構好きだけどね。」
オレ「ユニーク?時間知るために召喚してるんだから、それ意外、いらん。」
「じゃあ、腕時計すれば?スマホ持つとか。」
「オレは、そういうのキライなの。時計獣が良いの。」
「いまどき、いちいち時計獣、召喚してるの、お前ぐらいだよ。」
「別に良いだろうが。」
そう言って私は新たな時計獣を召喚した。
「オヤジ」
「そういうの良いから、今、何時?」
「切れ痔」
「くだらない。で、何時?」
「え~、どうしようかな~。ホントに知りたい?」
「もういい。消えろ。」
そう言って私は彼を消した。この世から。
様子を見ていた友人が言う。
友人「また、すぐに消しちゃう。少しは付き合ってあげれば良いのに。」
オレ「はあ?勝手だろうが?あんなポンコツは要らね~よ。時間ぐらいすっと言えば良いものを。変な返しとか、要らないんだよ。」
友人「ユニークで良いじゃない。オレは、ああいうの、結構好きだけどね。」
オレ「ユニーク?時間知るために召喚してるんだから、それ意外、いらん。」
「じゃあ、腕時計すれば?スマホ持つとか。」
「オレは、そういうのキライなの。時計獣が良いの。」
「いまどき、いちいち時計獣、召喚してるの、お前ぐらいだよ。」
「別に良いだろうが。」
そう言って私は新たな時計獣を召喚した。
ファンタジー
公開:22/12/06 15:26
ログインできなくなったので新たなアカウントで再始動。
時折、頭をかすめる妄想のカケラを集めて、短いお話を書いています。コメントは励みになります。とりあえず過去作の改訂版を中心に新作も載せていきます。よろしくお願いします。
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